「50周年記念発表会公演」-命燃やして!今!-を終えて
 思えばこの公演は、昨年の第49回発表会での“変わったご挨拶”から始まりました。
思えばこの公演は、昨年の第49回発表会での“変わったご挨拶”から始まりました。
「80歳を目前に、いつお別れが来てもおかしくない年齢になりました」――
そんな冗談めかした言葉から始まり、考え方がいつも斜めの私は、“お葬式は斜めに座って!香典は最低5000円から!お通夜は喪服お断りでお洒落してパーティ。シェフのご馳走と、徹夜で思い出話に花を咲かせ、朝9時に出棺!”
「そんな変な葬式には行かない」と身内の賛同を得られず、パーティ好きの仲間は他界、「ならば、50周年記念は生きたままのお葬式という事にしよう!」との事から今回の「命燃やして!今!」へとつながりました。
当日は、京都副市長様をはじめ、京都市・宇治市の芸術文化協会理事・会長様にもご臨席いただき、メインホールは満席に近い客席で熱気に包まれました。
生徒たちと共に上演した「シンデレラ」-全幕-は、NYよりゲストのクフィア氏の情熱的な演技に刺激を受け、孝子のシンデレラ、姉妹から小さな生徒さん迄、全員が心を燃やして舞いました。
半世紀の歩みを振り返れば、決して平坦ではありませんでしたが、おかげでこの日を迎えることができました。
私の目指す「庶民のためのバレエ」、夢とユーモアを大切にした、誰もが楽しめる舞台を――!!
昨年いただいた「芸術文化協会賞」、2022年の「宇治市地域社会貢献者表彰」に恥じぬよう、“命ある限り、燃えていたい”と!!今後も一歩ずつ進んでいきます。
この50年を共に歩んでくださった皆さま、そして今回ご来場くださったすべての皆さまへ、心より感謝申し上げます。
中西照恵バレエスタジオ
中西 照恵
<以下、パンフレットより抜粋>

